自動車学校には「指定」と「届出」がある!その違いとは?
- 2022/5/2
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自動車学校には、「指定」と「届出」の学校があります。
指定とは、公安委員会の指定を受けている学校のことです。
もう少し詳しく説明すると、自動車運転教育を行っている施設のなかでも、人的基準、物的基準、運営基準が一定の基準をみたしているもののことになります。
新たに免許を取得する人のほとんどがこの指定の学校を卒業して免許を取得しているのです。
自動車学校の他にも、自動車教習所、ドライビングスクール、モータースクールなど様々な呼ばれ方をしていますが、その名称の違いによって、指定と届出にわかれているわけではありません。公安委員会が指定したものが指定、公安委員会に届出をしているものが届出となります。
また、指定の場合には、指定校であることを証明するマークが表記されていますので、チェックしておきましょう。
指定と届出の違いについて
自動車学校には、指定と届出の2つがありますが、ほとんどの人が指定を選んでいます。
その理由は、大きな違いがあるからです。
指定の大きな特徴は、教習所だけでほとんどが簡潔するということです。
学科、技能教習はもちろんですが、仮運転免許試験についても学科、実技とも自動車学校で受けることが可能。
それから、卒業検定をクリアすると卒業証明書が発行されるので、この証明書を持って行けば、本試験の際に、技能試験が免除されるというメリットがあります。
指定の学校を卒業すれば、本試験で学科試験だけをクリアすればよいということです。
届出の場合は、指定とは大きく異なります。
届出の自動車学校では、仮運転免許試験、卒業検定などを自動車学校で行うことができません。
運転免許試験場へ自分で行って、仮運転免許の学科、技能試験をクリアしなければなりません。
また本試験の際にも学科と技能の両方をクリアする必要があるのです。
よく言われる一発試験を受けるのとあまり変わらないということになります。
初めて、運転免許を取得するという人は、オススメできません。
指定と届出のそれぞれのメリットとデメリットについて
指定のメリットは、ほとんどの試験が自動車学校で行えるという点です。
本試験の学科だけをクリアすればよいので、初めてでも安心。
また、指導員には指導員資格の取得が義務付けられているので、届出の自動車学校よりも質が高いと言えます。
デメリットは、届出と比べると費用が高いという点です。
通学制の場合には、普通車免許の費用で、約30万円かかります。
届出のメリットは、費用が安いということです。
自動車学校によって異なりますが、約15~20万円程度で済みます。
また、特定教習以外は規制がないので、自由にスケジュールを組むことが可能です。
技能教習として、1日に5時限乗るなどということも可能となっています。
デメリットは、仮免許試験でも試験会場に行って受けなければならないということです。
また、指定の場合と異なり、指導員資格はいらいないので、指導員の信頼度にはバラつきがあります。
自動車学校を選ぶ際には、指定と届出それぞれのメリットやデメリットを理解したうえで、選ぶようにしましょう。
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早く免許取得して車を運転したかったので、18歳の誕生日を迎えて、合宿免許自動車学校に入校しました。
12月生まれのため年末年始を挟むと合宿免許の宿泊施設費用が追加で発生する状況で一発で合格して卒業しなければいけませんでした。
無事に年内で卒業できました。
卒業後は年明け後に本試験を受け合格して1月12日に免許を交付しました。
合宿免許自動車学校で免許取得した経験と一発合格した経験を記事にしていきます。