自動車学校へ入る前に知っておきたい「エンスト」について
- 公開日:2022/5/2
- 最終更新日:2022/5/9
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マニュアル車で運転免許を取得する場合、覚えておきたいのが「エンスト」です。
エンストは、「エンジンストール」を略した言葉で、車のエンジンが意図せずに停止してしまう状態のこと。
普通車の場合には、MT車(マニュアル)とAT車(オートマ)がありますが、MT車の場合、このエンストに注意しなければなりません。
MT車には、ブレーキペダル、アクセルペダルの他に、「クラッチペダル」があります。
このクラッチペダルを上手に操作することで、動力を車に伝える、切り離すことができるのです。
車の発進操作や停止操作の際にも重要な役割をしています。
自動車学校でエンストが起こる主な原因は、次のようなものです。
- アクセルを踏まずにクラッチを離してしまう
- 一気にクラッチを離してしまう
など運転操作ミスによるものが主な原因となっています。
アクセルを踏まずにクラッチを離してしまうと、動力が十分に伝わらず、エンジンの回転数が足りなくなりエンストしてしまうのです。
さらに、一気にクラッチを離してしまうと急発進してしまうことやエンストしてしまうので、とても危険。
クラッチ操作は感覚で慣れていく必要があるので覚えておきましょう。
クラッチ操作やクラッチ操作の失敗例、実際のエンストの様子などはこちらの動画をみてみるとわかりやすいでしょう。
自動車学校でエンストが起こりやすいのは、発進時と停止時です。
発進する際には、しっかりとアクセルを踏んでクラッチペダルを操作しないとエンストしてしまいます。
停止時には、さきにブレーキを踏んで車が止まりそうになってからクラッチペダルを踏みますが、速度が落ちているのにもかかわらずクラッチペダルを踏まないでいると、エンストしてしまうのです。
自動車学校では、とくに発進時と停止時のクラッチ操作に注意しましょう。
修了検定や卒業検定でエンストした場合はどうなる?
自動車学校では、修了検定と卒業検定が行われます。
検定中にエンストしてしまった場合の減点される点数は、修了検定の場合が5点、卒業検定の場合が10点です。
ただし、1度目のエンストについては減点されることはなく、2回目からが対象となります。
ですが、2回目については、1回目の分についても減点となるため、修了検定であれば計10点が減点となってしまう点に注意が必要です。
その他では、同じ箇所でエンストを4回すると、発進不能と判断され即不合格となってしまいます。
危険行為ということでもう1つ覚えておきたいのが、「踏切内でエンストした場合」です。
踏切内でエンストした場合も、危険行為と判断され即検定不合格となります。
検定試験では、どうしても緊張してしまいますし、焦ってしまう気持ちもわかりますが、落ち着いて操作をすることが大切。
坂道発進でもエンストが多い
自動車学校では、坂道発進の際のエンストも非常に多くなっています。
- クラッチをすぐに離してしまう
- エンジンの回転数が低い
などが主な原因です。
坂道発進でエンストしてしまった場合には、焦らずにサイドブレーキ(ハンドブレーキ)を引き、車が下がらないようにすることが大切。
坂道発進でエンストしてしまうと、車が下がって行ってしまうことがあります。
車が下がっていくと後続車に追突してしまう可能性があり、非常に危険です。
そのため、素早く車を止めるように心がけましょう。
クラッチペダルの操作については、感覚で掴むしか方法はありません。
何度も練習することで、半クラッチの感覚や操作にも慣れてくるでしょう。
技能教習の際には、しっかりとクラッチペダルの操作を練習しておくことが大切です。
操作がわからない、理解できない場合には指導員に何度でも確認しておきましょう。
最近では、YouTubeなどにも役立つ動画が投稿されています。
動画をみながら、イメージトレーニングをすることも上達するのに役立つでしょう。
こちらの動画などは、坂道発進が苦手な人にはオススメです。
エンストすることを恐れずに、スムーズなクラッチペダル操作をマスターしましょう。
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早く免許取得して車を運転したかったので、18歳の誕生日を迎えて、合宿免許自動車学校に入校しました。
12月生まれのため年末年始を挟むと合宿免許の宿泊施設費用が追加で発生する状況で一発で合格して卒業しなければいけませんでした。
無事に年内で卒業できました。
卒業後は年明け後に本試験を受け合格して1月12日に免許を交付しました。
合宿免許自動車学校で免許取得した経験と一発合格した経験を記事にしていきます。