自動車学校を卒業後どうすればよいのか?本試験の試験内容と合格基準・合格率・必要な物について

自動車学校を卒業後どうすればよいのか?本試験の試験内容と合格基準・合格率・必要な物について

自動車学校を卒業後は、運転免許試験場や運転免許センターに行って、試験を受ける必要があります。
自動車学校を卒業してももらえるのは、卒業証明書だけで、免許証は交付されません。
通常運転免許センターでは、適性検査、技能試験、学科試験が行われ、それらに合格すると免許証が交付されます。
しかし、自動車学校を卒業すると、卒業証明書を受け取ることができるので、この卒業証明書を持参すれば、技能試験が免除となります。
適性検査と学科試験だけを受けて、合格すると、免許書が交付されるのです。

卒業証明書には、有効期限が設定されている

自動車学校を卒業すると受け取ることができる卒業証明書は、有効期限が設定されています。
この有効期限は、1年間となっているので、この有効期限の1年間の間に、運転免許試験場や運転免許センターへ行って、学科試験を受けて合格する必要があります。
通常は、自動車学校を卒業してからすぐに、本試験を受けますが、仕事の都合やその他の事情によって、すぐに受けられない場合もあるでしょう。

万が一、卒業証明書を紛失してしまったという場合でも、再発行をしてもらうことが可能です。
自分が卒業した自動車学校で有効期限内であれば、再発行ができるということを知っておきましょう。

関連リンク:自動車学校で行っている限定解除とは何か?

本試験はどこで受ければよいのか?

本試験は、運転免許試験場、運転免許センターで受けるのですが、どこで受けてもよいというものではなく、自分の住民票がある地域で受けることになります。運転免許試験場や運転免許センターの場所は、インターネットで検索するとすぐに調べることができるでしょう。

本試験の際に注意しておきたいのが、受付時間です。
受付時間は、それぞれ異なりますので、必ず確認をするようにしましょう。
遅刻をすると受験することができませんので、注意が必要です。

運転免許試験場や運転免許センターによっては、午前と午後の2回受付があるところもありますし、午前中だけのところもあります。

本試験の試験内容と合格基準、合格率について

本試験では、卒業証明書を持っている人は、適性検査と学科試験を受けることになります。

  • 適性検査 視力、聴力、色彩判別能力、運転能力検査
  • 学科試験 ○×式の問題で、試験時間は50分、問題数は95問
  • 学科試験の合格点は、90点以上。1点でも足りない場合には不合格

本試験に受かるか心配という人も多いと思いますが、運転免許試験の合格率は、平成30年が75.9%、令和元年が75.1%、令和2年が77.7%となっています。(警視庁 運転免許統計より)

このデータをみてみると、毎年数値は違うものの、比較的合格率が高いということがわかります。
しっかりと勉強すれば、十分合格することができる試験といえるでしょう。

本試験を受けるために必要なものとは?

本試験を受けるためには、必要になるものがあります。

初めて運転免許証を取得する場合

  • 本籍(国籍等)が記載されている住民票の写し
  • 本人確認書類(健康保険証、マイナンバーカード、パスポート、住民基本台帳カード、在留カード、特別永住者証明書など)
  • 申請用写真 (縦3cm×横2.4cm 1枚、申請前6カ月以内に撮影したもので、無背景、無謀、正面、上三分身)
  • 卒業証明書もしくは検査合格証明書
    など

必要になる持ち物は、初めて運転免許証を取得する場合と、すでに所有している場合などに異なります。
試験を受ける会場、免許センターのホームページ等を参照して、忘れ物がないようにしっかりとチェックしておきましょう。

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