自動車学校の自主経路設定とは何をする教習?

自動車学校の自主経路設定とは何をする教習?

自動車学校の第二段階の教習で受講するのが、自主経路設定です。
自主経路設定とは、名前の通りで、自分で走行する道を選択、設定して走るという教習。
自主経路設定の具体的な説明は以下の通りです。

  • 自分で走行する道を設定して運転する
  • 自主経路設定を受講するには、「経路設定」の学科教習を受講しておく必要がある
  • 自主経路設定の目的は、主体的な運転ができるようになること

自動車学校では、指導員を乗せて技能教習を受けます。
指導員に指示された道を走行して運転するのが、通常の技能教習。
しかし、自主経路設定では自分でルートを決めるのです。
ただし、どのようなルートでも走行して良いというものではなく、教習時間等の都合もあるため時間内で走行できるルートを選択する必要があります。

自主経路設定の技能教習は、事前に「経路設定」の学科教習を受講していないと教習を受けることができませんので、注意しておきましょう。
自主経路設定を行う目的は、主体的な運転ができるようになることです。
自動車学校での教習では、隣に指導員が乗車していて、様々な指示を出したり、アドバイスをしてくれます。
しかし、実際に免許を取得してからは、誰かが指示をしてくれるわけではなく、自分で目的地を決め、自分で走行するルートを選択する必要があるのです。
免許取得後は、主体的な運転が必要になるので、そのために行う教習と言えます。

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自主経路設定では、しっかりと道を覚えることが大切

自主経路設定では、走行するルートを事前に覚えておくことが大切です。
走行するルートを事前に覚えておかないと以下のようなデメリットがあります。

  • 走行するルートがわからずに、運転に集中することができない
  • 他の車や歩行者などにも迷惑をかける恐れがある
  • 不安や焦りから運転ミスを起こす可能性がある

自主経路設定は、最初に説明したように自分で走行するルートを決めて走るという教習です。
免許取得後の実戦に最も近い教習といえます。
ですが、走行するルートをあらかじめ覚えておかないと、集中して運転することができません。
通常の教習では、指導員の指示通りの走行ルートを走れば問題ありませんが、自分で設定したルートを走ることになるので、走行するルートを頭に入れておかないと走ることができないのです。
曲がる場所なども頭に入れておかなければ、他の車や歩行者にも大きな迷惑をかけてしまうことになるでしょう。

不安や焦りを感じたまま運転をすると運転ミスを起こしてしまう可能性が高まります。
自主経路設定の教習の際には、しっかりとルートを覚えておくようにしましょう。

自主経路設定のルートの選び方

自主経路設定でルートを決める際の選び方のポイントは以下の通りです。

  • 自分の走りやすい道、覚えやすい道を選ぶ
  • 目標となる建物、目印を事前に調べておく
  • 広い道を選ぶようにする

自主経路設定でのルートは、自動車学校によって多少条件が変わりますが、自分で走行するルートを決めます。
ルートを決める際には、自分の走りやすい道、覚えやすい道を通るのがよいでしょう。
また、走行するルートを決める際には、目標となる建物や看板などを走行する前にチェックしておくのがオススメです。
目標となる建物や看板などを頭に入れておくと、それを目指して走行することができるので、落ち着いて運転をすることができるでしょう。

走行する際には、できるだけ広い道を選択するというのも大きなポイントです。
もちろん、それぞれの環境によって広い道がないという場合もありますが、狭い道よりも走りやすく、気持ちに余裕を持って運転をすることができます。
自動車学校の技能教習の第二段階で行われる、自主経路設定では選び方のポイントを頭に入れて決めるとよいでしょう。

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投稿者プロフィール

早く免許取得して車を運転したかったので、18歳の誕生日を迎えて、合宿免許自動車学校に入校しました。
12月生まれのため年末年始を挟むと合宿免許の宿泊施設費用が追加で発生する状況で一発で合格して卒業しなければいけませんでした。
無事に年内で卒業できました。
卒業後は年明け後に本試験を受け合格して1月12日に免許を交付しました。
合宿免許自動車学校で免許取得した経験と一発合格した経験を記事にしていきます。

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